Labuan

ラブアンはマレーシアの連邦直轄領の一つで、サバ州の8km沖合、南シナ海に浮かぶ島です。正式名称は連邦領ラブアンで、マレー語では「良港」という意味です。

ラブアンのダイビングと言えば、沈没船ダイビングです。4箇所の有名な沈没船ポイントがあり、世界中からダイバーが訪れます。

ここでは代表的な二つの沈没船を紹介します。

<アメリカンレック> 

今では豊かな海洋生物の住処となっていますが、悲劇的な歴史を持つアメリカンレック。1943年に製造されてから約2年は船の護衛艇や機雷掃海艇として運用されていました。1945年、第二次世界大戦時にブルネイ湾で機雷に誤触してしまい、人命と共に沈んでしまうという悲劇的な最後を迎えました。船尾には機雷で受けた爆破痕を確認することができます。

<オーストラリアンレック>

ごく最近までこの船はオーストラリア空軍によって沈められたと考えられていたため、この名前がついています。事実、この船は貨物船や旅客船としてオランダで製造されたSS De Klerkだとされています。第二次世界対戦時、日本軍の手に落ちることを阻止するため、オランダ軍自ら沈めようとしたところ、作戦は失敗し、日本軍の手に渡りました。その後「今治丸」と改名され、労働者や貨物等を運送していました。1940年、操業中にラブアン沖で機雷に触れてしまい、多くの人命と共に沈みました。船体右側には巨大な爆破痕を確認することができます。

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